ACM事業の概要
ACMとは、エリアカーボンマネジメント(Area Carbon Management)の略で地域低炭素化推進事業体の総称。
地域新電力会社が主体となり、自治体・エリアワーカー・地域企業と協力して地域の低炭素化(省エネ・再エネ)を目指しています。
ACM事業の背景
環境問題は、日本だけでなく世界でも大きな関心が寄せられている分野ですが、ACM事業は国内の地球温暖化対策に関する取り組みの1つになります。
「パリ協定」という言葉を聞いたことがありますか?
パリ協定とは、2015年にパリで採択された各国の温室効果ガスの削減目標を設定した国際的な枠組み。
日本も締結国となり、温室効果ガスの削減目標を以下のように定めました。
- 中期:2030年度に26%削減(2013年度対比)
- 長期:2050年度に80%削減
この大きな削減目標を達成するためには、化石燃料に頼った生活を見直すことが必須です。
そのため、省エネと再生可能エネルギーの導入量を増やす取り組みに期待が集まっているのです。
ACM事業の目標
- 域外に流出していたエネルギーコストを削減・域内循環させることによる地域経済活性化。
- エネルギー関連産業による地域における「しごと」の創出。
- 低炭素化やエネルギーの地産地消を図る持続可能な地域としての地域ブランド化。
- ACM 事業を推進する3地域(湖南市・亀岡市・田川市)のノウハウを蓄積し、成功モデルを他地域に展開。